2026.05.15

元刑事が教える「本当に危ない人」から身を守る防犯意識

― 防犯は“設備”よりも「違和感に気付けるか」が重要です ―

防犯と聞くと、多くの方は、

  • 防犯カメラ
  • センサーライト
  • 鍵の強化

などを思い浮かべるかもしれません。

もちろんそれらも重要ですが、元刑事として現場を見てきた経験から言えるのは、実際に被害に遭うかどうかを分けるのは「日常の防犯意識」です。

犯罪者は、“隙のある人”を探しています。

今回は、元刑事の視点から「普段から意識しておくべき防犯ポイント」について解説します。

1. 「自分は大丈夫」が一番危険

事件やトラブルに巻き込まれる方の多くが、「まさか自分が」と言わはれますんですけど。

しかし、犯罪者は特別な人を狙うわけではあらへんのです。

  • 警戒心が薄い
  • 行動パターンが読みやすい
  • 周囲への注意が向いていない

こうした“狙いやすい人”を探しています。

つまり、防犯で最も重要なのは、「自分も対象になり得る」という意識を持ち続ける事なんです。

2. エレベーター・駐車場・帰宅時は特に注意

刑事時代、トラブルや犯罪の発生場所として多かったのが、

  • マンションの共用部
  • 駐車場
  • 夜間の帰宅ルート

やったんです。特に危険なのは、「安心して気が緩む瞬間」です。

例えば、自宅マンションに入った瞬間、車に乗り込む時、スマホを見ながら歩いている時。こうしたタイミングは注意力が下がります。

防犯の基本

  • 帰宅時は周囲を見る
  • 後ろを確認する癖を付ける
  • イヤホン歩きは避ける
  • 駐車場では周囲を確認してから乗車する

これだけでもリスクは大きく下がります。

3. SNSは「個人情報の宝庫」

最近特に増えているのが、SNSから生活情報が漏れるケースです。

例えば、自宅周辺の風景、行きつけの店、子供の学校関連、「今旅行中です」という投稿。これらを組み合わせることで、行動範囲、生活リズム、家を空けるタイミングなどが分かってしまいます。

悪意のある人物は、想像以上によく見ています。

投稿前に意識したいこと

  • リアルタイム投稿を避ける
  • 自宅周辺が映らないようにする
  • 子供の制服や表札に注意
  • 位置情報をOFFにする

「何気ない投稿」が、防犯上のリスクになる時代です。

4. “違和感”を軽視しない

元刑事として強く感じるのは、被害に遭う前には、必ず小さな違和感があるということです。

例えば、同じ車を何度も見る、知らない番号から繰り返し電話が来る、誰かに見られている気がする、自宅周辺で不自然な人物を見る。こうした感覚は意外と当たっています。

「気のせいかな」で済ませず、

  • 日時を記録する
  • 写真を残す
  • 周囲に相談する

ことが重要です。

5. 防犯は“早めの対応”が重要

刑事時代も、探偵業務でも共通しているのは、深刻化する前に動いたケースほど解決しやすいということです。

ストーカー、嫌がらせ、近鄰トラブル、情報漏洩なども、初期段階で対応することで被害拡大を防げるケースが多くあります。

「まだ大丈夫」ではなく、「少し気になる段階」で対策すること。これが本当の防犯意識です。

まとめ

防犯は、特別な知識や高額な設備だけではありません。

  • 周囲を見る習慣
  • 違和感に気付く意識
  • 情報を出し過ぎない工夫
  • 早めの相談

こうした日常の積み重ねが、自分や家族を守ることにつながります。

当事務所では、元刑事としての経験を活かし、防犯対策をサポートします

防犯相談、ストーカー対策、危機管理対応、トラブル予防相談など。「気のせいかもしれない」と感じる段階でも、お気軽にご相談ください。

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